地獄のうつ病生活を楽にする1つのコツ


なんとヒントは生活の中にあった!?
私がうつ病になってからと言うもの、絶賛日々失うものばかりです。
- 体調が優れない
- 心が疲弊する
- 集中力が続かない
- 仕事が出来ない
- 深く考えることが出来ない
- 収入が無くなる
- 交友関係が無くなる
- 趣味や楽しみが無くなる
どれもうつ病あるあるです。
多かれ少なかれきっと私だけではないと思います。
ある時、私は絶望の生活の中でひとつ幸せを見出すことが出来ました。
それ以来、苦しさの中にもなんとか毎日を過ごしていける支えになりました。
これがなかなか楽になれるんです。
そんなうつ病生活を少し楽にしてくれるヒントになれば幸いです。
幸せはすぐ隣に!?
結論から言えば、私の幸せは「妻」です。
うつ病になるまでは当たり前だった妻との会話、食事、何気ない生活がなんと幸せなことか、ここにたどり着きました。
私は家事はまったくしない絵に描いたダメ夫です。
妻が食事を毎日作ってくれる。掃除洗濯をしてくれる。
この当たり前に感じていたことを、うつ病になってからようやく感謝と気がつくことができました。
悲しいかな、結婚25年目のお話です。
うつ病になって初めての家事が楽しい!
家事の大変さと毎日家事をしてくれる感謝に気づいてからは、私も妻と一緒に家事をするようになりました。
もちろん、私はうつ病を患っているので体調とこころの調子と相談しながらです。
今ではトイレ掃除、床拭き、食器片付けは日課になりました。
特にトイレ掃除はなんだか無性にツボでして、ハマりました。
自称ベンキマンと名乗りたいくらいです!
妻と共同あるいは分担仕事の家事ですが、時間を共有出来ることがなんとも幸せなのです。
家事以外にも幸せを見つけた!
妻と一緒に散歩するようにもなりました。
特に会話は無くても手をつないで散歩に付き合ってくれるだけでほっとします。
散歩だなんて、うつ病になる前はなんでもないことですし、そもそもこんな散歩なんてしませんでした。
うつ病でも生きているんだ、支えてくれる人がいるんだ、そんな感謝と幸せを感じることが出来るようになりました。
妻の思いやりに感謝
私がうつ病になりたての頃は妻もほとんどうつを理解してくれませんでした。
しかし、今では言葉には出しませんが深く理解してくれています。
私がどうしても苦しく辛いとき、心中を吐露しても何も言わず話を聞いてくれます。
辛くて会社休みたいとき、「休んだらええ」とよどみなく答えてくれます。
本当は妻も我慢していると思います。
辛いと思います。
収入もボロボロで、この先まともに働けるかわかりません。
ローンだってバリバリ残っているのに毎日の生活すら不安なことでしょう。
それをおくびにも出さない姿に感謝しかありません。
たったひとつのささやかな幸せでOK!
うつ病になるとなにも楽しみはありません。
テレビ番組もゲームもまったく面白く感じなくなります。
むしろ触りたくもありません。
だってそれがうつ病なんですもの。
こんな状態で「人生にやりがい見つけろ」とか「趣味を作れ」とか無理です。
ですので、些細なことで構いません。
たった一つでもささやかな幸せを見つけてみましょう。
- 毎日コンビニスイーツを1個食べる
- 観葉植物をぼーっと見つめる
- アロマオイルを調合する
- twitterで本音を暴露する
なんでもいいです。
無理やり見つけると言うよりは、毎日の生活の中で「これって実は気持ちいいじゃん!」を意識してみてください。

灯台下暗し、何気ないところで見つかるかもしれませんよ。
その時はきっと生きる支えになることでしょう。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません