オープン就労転職フェアの酸いも甘いも教えます

転職フェアってよく耳にしますよね。
では、オープン就労(障がい者雇用)専用の転職フェアがあることはご存知でしょうか?
オープン就労で転職を目指すなら障がい者専門の支援サイトに登録してキャリアアドバイザーと共に進めていくのが一般的です。

果たしてこのオープン就労専用転職フェアは有効な手段になりうるのか、私の実体験をお話します。
メリット、デメリットがありますので参考にしてくださいね。
オープン就労専用転職フェアってどこでやっているの?
一般的な転職フェアはCMや電車内の中刷り広告などで目にするのでわかりやすいですが、障がい者雇用専門となると聞いたこともない場合が多いと思います。
見つけ方としては障がい者専門の支援サイトをチェックしてみましょう。
実はサイト運営会社が主催する場合が多いんですね。
とは言えその絶対数はかなり少ないです。
ひとつご紹介しますと、クローバーナビです。
↓↓
https://www.clover-navi.com/
新卒、転職あわせてクローバー就職フォーラムを各地で開催しています。
ここから参加予約できますよ。
支援サイト経由と転職フェアとの違いは?
支援サイト経由
キャリアアドバイザーから求人票が届く
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エントリーを打診
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キャリアアドバイザーが履歴書、職務経歴書、障がいについて、推薦状などを企業に応募
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書類選考が通れば面接へ
転職フェア
事前にサイトで参加企業一覧を見て志望企業をピックアップ
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ピックアップした企業ごとの履歴書などを作成し当日持参
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フェア当日、企業ブースに立ち寄る
↓
直接、担当者に履歴書などを提出し、企業説明、質疑応答、面談をする
↓
提出書類、面談内容が通れば次の面接へ
一番の特徴は書類選考の前に企業担当者と直接話が出来ること、ですね。
支援サイト経由ですと、企業と一度も話すことも出来ず書類選考でお見送りになることがかなり多いですから、転職フェアは千載一遇のチャンスと言えます。
転職フェアのメリットとデメリット
とは言え、転職フェアにも良い点もあれば困った点もあるのです。
メリット
これは先ほども書いたとおり、書類選考の前に担当者と会って話が出来ることです。
デメリット
1)直接会って話が出来る=参加者全員、です。
つまりライバル全員、担当者と話しをしますのでその場で比較吟味されてしまいます。
2)参加企業数に対して参加者数が多く、担当者と話をするまでの待ち時間が長くなりがちです。
3)担当者が会った瞬間、こちらに興味がないケースがあります。
つまり「あ、この人はいらない」と思われたときです。
本当にあからさまな態度を示される時があるので始末に困ります。
私の体験ですが、席に座って履歴書などを提出し担当者が一通り目を通したあと、いきなり「では何か質問ありますか?」です。
心の中で「はい?」としか言いようがありません。
企業の説明も、勤務内容も、私の職歴の質問など一切なしです。
私から質問いくつか投げかけて、「では選考通過した場合のみ1週間以内に連絡します」。
これで終了です。
ブースに20分並んで話し5分!
こんなケース結構ありますので、メンタルが凹まないよう心づもりを、ぜひ!
転職フェアに参加する10か条
最後に私の実体験から、後悔しないフェア参加の虎の巻を伝授します。
- 事前にサイトで参加企業一覧を見て志望企業をピックアップ
- その企業別に履歴書(写真つき)、職務経歴書を作成(全企業同じものはNG!)
- 障害手帳のコピーも企業分準備
- 志望企業のサイトを見ておく(せめてどんな企業かくらいは把握しましょう)
- フェア当日、面談の可能性もあるので、志望動機と障がいについて話せる準備を!
- 志望企業に優先順位をつけておく
- フェア当日は30分前には到着し、各企業ブースの場所を把握しておく
- フェア開幕と同時に第一志望の企業ブースへ猪突猛進!(出来れば1番バッターを目指す!)
- 第二志望以降は20分待ちはザラなので順番待ちが早そうな企業に並ぶ
- 態度悪そうな担当者の企業はパスしても良いかも(ブラック企業臭がプンプンするぜ!)
まとめ
オープン就労は元々パイが少なく、しかも身体障がいより精神障がいの方が採用数が少ないと言われています。
うつ病の私たちにとって厳しい転職事情と言わざるを得ません。
ですので、少しでも内定の確率を挙げる為に、支援サイトだけでなく転職フェアに参加することはオススメです。

体調を鑑みながら参加できそうであればどんどん参加していきましょう。

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