我が相棒トリンテリックス、用量増えました

私の相棒、新型抗うつ剤トリンテリックスの服用を始めて3ヶ月。
1錠から1.5錠に服用数が増えました。

実は3ヶ月の間で3回変更しています。
1錠スタート→2錠に増加→1錠に戻す→1.5錠に増加(now)

この変更の中、自分なりに分析するとトリンテリックスの良さが見えてきました。

これまでのトリンテリックス経過と自己分析をまとめていきますね。

増減の経緯

先ほど書きましたが、わずか3ヶ月で3回用量が変わっています。
この経緯を振り返ります。

これからトリンテリックスを使って見たい方、使い始めて間もない方も同じ経験をするかもしれませんので参考にしてくださいね。

1)1錠スタート
トリンテリックスの基本用量です。
最初の2週間は「吐き気の副作用」があるので、その様子を見る意味でもまず1錠から始めましょう、となりました。

2)2錠に増加
1錠スタートでなかなか落ち込みから抜け出せないこともあり、成人の最大用量2錠に増やすことになりました。
増やして自分に合わなくてもすぐストップできるところがトリンテリックスの長所です。
ただ、いまだ収まらない吐き気が果たしてどうなるか心配でした。

3)1錠に戻す
2錠は予想通り、吐き気がきつくなりました。
吐き気止めももらっていますが、それでもきついです。

さらに、頭痛、動悸、不眠がひどく出ました。
動悸は場合によっては立っていられないほどバクバクドキドキしました。

精神的には落ち込みがだいぶ軽減されたかな、と思うことが多くなりましたが、それを上回る副作用が苦しかったです。

以上を先生にお話したところ、1錠に戻すこととなりました。

4)1.5錠に増加
1錠に戻した結果、ゼロではありませんが頭痛や動悸はだいぶ治まりました。
不眠も以前と同じレベルに戻りました。
眠剤デエビゴがあればなんとかなります。

吐き気は続きますが、もしかしたらトリンテリックスの副作用ではなく不安や焦りなど精神的要因の可能性、との先生のご意見です。

肝心の抗うつとしての働きですが、2錠に比べ1錠は気分に波がありました。
落ち込むことが増え、しかもどん底的な落ち込みです。

以上を先生にお話したところ、1.5錠に増やすことになりました。
本当は2錠推奨でしたが、以前のアレが怖いので1錠と2錠の間を取りました。

自由度の高さが魅力

トリンテリックスは依存性が少なく、服用をストップしてもあまり影響が出ないことがメリットです。

この短期間で自分の体調や心の状態でトリンテリックスの量を変更できることは、とても優しいお薬と自分なりに分析しました。

しかも1.5錠という中途半端(?)な量にも対応してくれます。
※錠剤の真ん中にパキっと割れるように筋目が入っています。

トリンテリックスは自分のベストな量を模索しながら付き合っていけるお薬です。
しばらくは1.5錠でどうなのかを冷静に分析し、先生とお話しながら量の調整をしていきたいと考えています。

焦らずゆっくり飲み続けたいですね。

先生からの何気ない一言が嬉しかった

1.5錠に増やしたとき、先生からこんなご意見をいただきました。

「焦りや不安はあると思います。でも自分がつぶれてはダメです。
トリンテリックスは調子よく合っていますよ。
今は休んでトリンテリックスを長く続けていきましょう。」

泣くかと思いました。

私にとってトリンテリックスは漠然と「多分良い」くらいにしか実感がありませんでした。
先生のこの言葉でやはり最高の相棒と悟りました。

トリンテリックスは広まりつつある新薬です。
私のこの体験が皆さんの参考になれば嬉しいです。

逆襲の障がいシャア ユーイチ

もちろん服用量の調整は先生指導の下、は言うまでもありません。

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