カウンセリングを受ける前に知らないと損する4つのポイントって?

- 最近やる気が出ない
- もしかしたらうつ病かも・・・
- 不安感で心が疲れた
そう思ったとき、専門家に相談したり、お話を聞いてもらいたくなりますよね。
そこでカウンセラーに相談してみよう!
そう考えたことはありませんか?
カウンセリングは臨床心理士など専門家がカウンセラーとして対話形式で精神的ケアを図ります。
カウンセラーは優しく傾聴してくれるので、心の癒しになるでしょう。
時には考え方や日常生活のアドバイスをいただけることもあります。
よし、じゃあカウンセリングに行ってくる!!
と意気込むのはちょっと待ってください。
実はいきなりカウンセリングを受けてもらえることはほとんどありません。
まずはカウンセリングを受けるにはどうすればいいか、ここの知識武装をしていきましょう。

ポイントは4つありますからガイドビーコンしていきますね。
1)カウンセリングと診察は違う!
カウンセリングを受けようとメンタルクリニックなど病院に予約電話したら「まずは診察を2~3回受けていただいてからになります。」と断られた経験はありませんか?
そうなんです。
まずは診察を受けて、病名をはっきりさせてから、主治医がカウンセリングの必要があるかないかを判断するケースが多いのです。
決してケチくさいと思っちゃいけません。
つまり、先生の診察とカウンセラーのカウンセリングはまったく別扱いです。
先生の診察は治療行為です。
カウンセラーのカウンセリングは、相談、助言、指導などになります。
診察を受けて、許可が出たら初めてカウンセリングの予約を入れるわけですね。
なので、概ねカウンセリング→診察の二段構えになります。
それなりの時間がかかりますので休日など時間に余裕のある日にした方がベストです。
2)毎週固定曜日を決めておこう
カウンセラーや担当の主治医は今後あなたの心強いパートナーになります。
基本的に同じ方に担当してもらいます。
自分の事を理解している先生やカウンセラーが当然いいですよね。
病院側もそれを望んでいます。
大きい病院になればなるほど先生やカウンセラーの数も増えます。
すると、出勤日もそれぞれバラバラになります。
あなたが一度受けた先生やカウンセラーは以後固定になりますから、通院したその曜日=自分の通院曜日、と理解しましょう。
実例で紹介しますと、診察は毎週土曜日に通院しているならば、カウンセリングも土曜日に予約を入れます。
土曜日を担当するカウンセラーの予約状況によっては、だいぶ先の土曜日になるかもしれません。
あるいは、朝早くや閉院時間ギリギリなんてケースもあることでしょう。
その意味では通院曜日は、一日フリーにしておくくらいの余裕が欲しいところです。
3)お高いんでしょう?・・・お高いです
カウンセリングは保険が利きません。
診察ではないので自由診療扱いです。
自費になります!
しかもカウンセリングはその日1回で終わりません。
何度もカウンセリングを受けて、心の回復や過去のうつ病のトリガーなどを取り除いていきます。
そして、時間制限があります。
施設やカウンセラーにもよりますが、だいたい60分6,000円~10,000円くらいが相場でしょう。
うつ病は中長期の診察が必要です。
診察代、お薬代、カウンセリング代の予算計上をしっかり考えておきましょう。
※せめて保険が利く診察やお薬の代金は極力減らすことが大切です。
その為に「制度」を活用しましょう。
うつ病になったらまず始めることがあります。
以下の記事もぜひ参照にしてくださいね。
【必読】うつ病になったらまずやるべき2つ!!
4)話したいことは事前準備!
カウンセリングは時間制限あり・・・と言う事は、極論、無言のままでも時間が来ればこの日のカウンセリングは終了です。
話がまとまらなかったり、雑談が過ぎたりすると、あっという間に本日のカウンセリング終了。
本当に時間とお金がもったいないです。
そこで、カウンセリングを受ける前にじっくり話す内容を決めておきましょう。
メモして持参してもグッドです!
- 自分の現状(悩み、症状、生活スタイルなど)
- 前回のカウンセリングから変わったこと
- 質問事項
最低この3つはまとめておきましょう。
限られた時間を有意義に使うのです。
まとめ
いきなりですが、嫌になったらカウンセリングはやめていいのです。
カウンセリングはお金と時間を使います。
もしかしたらカウンセラーと合わないかもしれません。
カウンセリング中、逆に辛い思いをするかもしれません。
診察でも、先生はお話を聞いてくれます(時間はささやかではありますが)。
60分もかけてカウンセリングに疑問を感じるならば診察だけに集中しても大丈夫です。
大切なのは、あなたが楽になることです。
カウンセリングは楽になるための手段のひとつです。
診察を主と置いて、他に楽になれることは無いかな?そんな視点で考えて見ましょう。
そんな考え方を心の片隅において、今回の記事を参照に準備すればきっとスムーズかつ有意義なカウンセリングを受けることが出来ると思いますよ。

私は途中でカウンセリングはやめて担当先生の診察のみにしましたよ。

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