【実感レポート】不眠にメトロノームで眠くなーるは本当か?

うつ病になると厳しい不眠に襲われるケースがよくあります。
言わばアンハッピーセットです。
私も例外ではなく、恐ろしいまでの不眠症に陥りました。
病院で不眠について診察してもらう前はいろいろ民間療法を試しました。
いまやネットで検索すれば不眠症対策が山ほど出てきますから、便利ではあります。
今回は、メトロノームの音を聞き続けると眠りに落ちる、について体験記をまとめます。
メトロノームはなにものなのか、ご存知でしょうか。
学生の頃、音楽の授業でお世話になった方も多いと思います。
ピアノの上においてあった一定のリズムを刻む機械です。
↓コイツです。なつかしー!
![]() |
私は音楽の趣味は無いので家にメトロノームはありません。
しかしこれまた現在は便利な時代です。
スマホアプリで検索すればメトロノームがたくさん出てきます。
もちろん無料で使えます。
私は一番シンプルで使いやすそうなアプリをダウンロードして試してみましたよ。

なぜメトロノームが不眠に??の仕組みもお話しますね。
メトロノームを使う重要なコツ
メトロノームはひたすら一定のリズムをコチコチと刻み続けます。
ここで大切なのは、自分にとって心地よいリズムのスピードとボリュームです。
メトロノームのアプリをダウンロードしたらまずこの調整をしましょう。
次に見落としがちな設定が、ずっとリズムを刻み続けるかどうか、です。
アプリの中には、例えば3分で止まってしまうものもあります。
途中で止まってしまうと、まだ眠りについていないのでまた再生しなければなりません。
首尾よく眠りについても音がなくなったことで目が覚めてしまうことも考えられます。
これでは意味がありませんので、音が鳴り続けるように設定を確認しておきましょう。
いわゆる催眠術!?
ではこの一定のリズムがなぜ不眠症対策に良いと言われているのでしょうか。
結論から言えば、催眠術のようなものです。
よくマンガやドラマで5円玉を糸でつるして振り子のように動かして、見つめ続けると寝てしまう場面がありますよね。
あの要領に似ています。
もう少し現実的な例を出しましょう。
高速道路の運転は眠くなるケースが多いと言われています。
理由はほぼ同じスピードで走るため、目に入る道路の白線のリズムが同じで眠くなるからです。
(単調な運転、と言う部分もあります)
高速道路の白線は、白線→途切れ→白線→途切れ・・・・の繰り返しです。
運転中ずっと同じスピードでこの一定の視覚的リズムを見続けることで、ちょっとした催眠効果で眠くなるわけですね。
メトロノームのリズムも同様に、聴覚的な催眠効果で眠りに誘うという仕組みになります。
実際やってみた感想
数日やってみました。
結果はまったくダメでした。
私の場合は、このリズムが逆にうっとうしく感じるようになり、次第に「聞いても全然眠れない」と言う焦りになってしまいました。
この「うっとうしい」、良く考えれば身近に例がありました。
それは時計の音。
寝室の時計のカチコチ音ですが、まれにやたら気になって眠れない体験はありませんか?
私にはメトロノームはこの状態でした。
これでは眠れるわけありませんね。
残念ながらメトロノーム大作戦は私には合わず断念と言う結果に終わりました。
とは言え、理屈は良いと思います。
もしあなたが、メトロノームのリズミカルなビートが気にならず聞き入ることが可能なら、良い方法かもしれません。
メトロノームのアプリも無料ですし手間も無いので、不眠対策をお考えなら試してみてはいかがでしょうか。

アプリによってメトロノームの音が違います。
こだわりの音を探してみるのも一興かもです。

ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません