転職でホワイト企業率を高める方法を具体的に伝授!

会社でうつ病になってしまう原因は、
- パワハラ
- 酷過ぎる残業
- 恐ろしいノルマ
- 人間関係
- サービス残業
- 休日が少ない
などが挙げられます。
こうなると次転職する際はホワイト企業に入るぞ!!と息巻くものです。
しかしこれがなかなか難しい!
気がつけば日本は経済成長は止まり負の30年と言われています。
早い話がこの30年間日本の給料は上がらずに物価ばかりが上がる始末。
韓国をはじめ周りの国々に経済は置いてけぼりなわけです。
こんな日本社会を支える企業のほとんどは中小企業が占めています。
そして経済が鈍化したため、労働条件なども目を覆いたくなるものばかりです。
まして、40代50代ともなればもはや内定もらえれば御の字と言っても過言ではないかもしれません。
しかしだからと言って何でもいいからと飛びつけばそれこそ今のうつ病を悪化させるだけです。
過去私も勢い余って転職しうつ病悪化!
そしてわずか1ヶ月で退職した経験があります。
では少しでもブラック企業の確率を避けるにはどうすれば良いでしょうか?
入社してみないと最終的にはわからないし、一緒に働く人のこともわかりません。
言ってみれば転職ガチャ、人事ガチャなわけです。
そこで、方法として転職エージェントを使うのは当然です。
【必読】オープン就労に転職する成功の法則
もうひとつ。
自分自身で働く上での優先順位をまとめあげることが大切です。
これは転職エージェントで企業を見つけた際、内定を頂いた際の最終選抜(フィルター)として機能します。
どんなに給料が良くても、休日が多くても、自分が優先順位多角している事項から外れていたら結局は長く勤まらないでしょう。
今回はどのように優先順位をつけて複数の会社からひとつを選んでいくか具体的に説明していきますね。

この具体的事例は私が休職中に内定が出た際に行った実例です。
優先順位をつけるその前に
働く上で自分自身の「これは譲れない!」をもとに優先順位をつけていきます。
注意すべきは、優先順位をつけたことを100%追い求める危険性です。
なにか特別な資格やスキルを持っている、年齢が若い、なら優先順位をひたすら追い求めても良いでしょう。
しかし、氷河期世代などミドル年齢はそうも言っていられません。
優先順位を作成すると同時に妥協できる範疇も考えておきましょう。
例えば、
- 年休は120日欲しい(でも年休105日までなら許せる)
- 残業無しがいい(でも年休120日あるなら残業月20時間までなら許せる)
こんな感じですね。
さあ、優先順位をつけていこう
ここからあなたが働く上で譲れないことを優先順位として明確に書き出していきましょう。
思い付いたことを順位別でも良いですし、「休日」「給料」など項目ごとでも良いでしょう。
私の場合は、なぜかずっっっっとお見送り祭りだったのに休職中急に2件内定をいただきました。
その比較検討+選別の為に優先順位をつけました。
それが以下の通りです。
ぜひ作り方を参考にしてくださいね。
働く上で譲れない優先順位ベスト3
・休日は完全土日週休二日+祝日で120日以上(妥協として110日以上)
・残業はしたくない(妥協として繁忙期など関係なく月に10時間以内)
・勤務地が車、交通機関関係なく30分以内(妥協として車なら60分以内)
働く上でこれは絶対避けたいワースト3
・営業、テメーはダメだ
・ベンチャー企業、テメーはダメだ
・固定残業代(みなし残業代)システム、テメーはダメだ
A社
最新の情報や、現在開催中の展覧会はこちらからご覧いただけます。
B社
営業時間、チケット料金、割引情報などをご紹介します。
休日
土日休み祝日出勤で年休110日以上(会社カレンダーにより土曜出勤日あり)
完全土日週休二日+祝日で120日以上
残業
どの月も10時間以内(社長曰く、製造に負担をかけないため営業に業務量調整しながら仕事を取ってくるように言っているとの事)
あやふや(社長曰く、大体日に1時間くらい。直行直帰も許している。中には21:00まで残る人もいる)
勤務地
車で片道20分
車で片道45分
職種
製造(全て恐るべし最新ハイテクマシン。工場内冷暖房ばっちり!)
配達+御用聞きを1日15件くらいで車は軽自動車か普通自動車かつ社用車を通勤で使用可→二次面接でメールや電話対応と新規顧客対応(反響営業)、HP新着記事作成、コンサルと共にWEB企画を進める、に変更
優先順位から分析する
結論から言いますと、先ほどの優先順位から私はA社に決めました。
なぜA社に決めたかの分析結果をご紹介します。
休日
これはもう完全にB社です。
私がもっとも大事にしたい休日が希望通りなのですから!
A社は妥協案として範疇に入りますがB社がパーフェクトなので・・・
残業
A社ですね。
社長自ら社員が疲れないようにの思いを話してくれました。
B社はなんだかうやむやにごまかされた気がします。
勤務地
こちらもA社です。
単純に家から近いです。
職種
本来ならB社でした。
私は配達経験も長く車の運転も好きですので苦になりません。
ところが二次面接の際に職種が一転しました!
先の優先順位に書いた通り、PC関係を主とした営業とコンサル対応です。
理由は「まもなく50歳で既存顧客を引き継ぎ仲を作っていくのは無理。なら履歴書に書かれているPCや営業経験なら大丈夫だろう。今、うちはバタバタで忙しくそこが手が回らなかったから一任したい。」でした。
PCの扱いは得意ですので記事作成やSNS更新なら喜んでやりたいのですが、営業です。
しかもコンサルも絡んできます。
ああこのパターン、うつ病になった会社と同じ臭いがします。
danger!danger !
なのでA社の製造が勝ちになります。
製造も他業種ですが経験がありますしモノ作りは好きなのでOKです。
総論
休日だけ惜しむらくですが、トータルしてA社に決めました。
未経験の中で初任給は前職ベースを約束してくれました。
一次面接の人事担当者が私のコミュニケーション能力を高く評価してくれました。
また、A社は40人くらいの会社で私が経験した4社の中で一番大きい組織です。
組織として最もまともだと判断しました。
なにより!
もう一度書きますが!
私の避けるべき職種として!
営業、テメーはダメだ
まとめ
いかがでしたか。
優先順位のつけ方、比較の仕方、自分が避けたいこと、いろいろな視点で分析することが出来たと思います。
自分なりのまとめ方で表を作っても良いですし、私のものを真似しても良いです。
あなたが転職の際に迷わずシンプルに希望を見出せれば幸いです。
少しでもブラック企業の確率を下げましょう。
次の人生は贅沢は言わずとも長く楽しく働ける環境を見つけましょう。
どんなにこうやって比較しても所詮転職は運の要素も大きいと思います。
入ってみなければホワイトかブラックかわかりません。
よく、「ホワイト企業は面接の人事を見ろ」と言われています。
人事担当が丁寧であれば会社もまともであろうと。
私はそうは思いません。
人事こそ会社の入り口(顔)ですから、まともで丁寧な人が担当するケースが多いと考えます。
で、入社してあまりのブラック度にびっくりなオチで後の祭り。
それこそ私がうつ病になった会社のパターンです。
でもこのときは私は優先順位付けや比較検討はしていませんでした。
これをやっていたなら、あるいは、と思います。
やるべき事をやり後悔しないよう、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
※参考にこちらもどうぞ
完全週休二日制がうつ病の救いにならない理由

中小企業やベンチャー企業でも隠れたホワイト企業や政府が認めたホワイト企業はあるんですよ。

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