休職したならひたすら休め!働くのはその後だ!

仕事でうつ病になっても生活のためにひたすら働き続け、いよいよ休職となった方も多いと思います。

私もそのひとりです。

会社でボロボロにされ続け、主治医からドクターストップ(休職しなさい!)がかかりました。
2ヵ月半ほど休職しそのまま退職→すぐ転職しました。

転職先はクローズ就労、つまりうつ病を隠して一般的な企業への転職です。
結論から言えば、これを書いている転職1ヶ月ちょっとでボロボロになりました。

もしまだ休職まで至っていないのであれば、すぐ転職して新しい環境でのびのび働くことは正解だと思います。
しかし休職まで進んだ場合は、相応のうつ病ダメージを抱えているわけでありますから、しっかり休むことが超重要です。

なぜがっつり休む必要があるのか、それを私の実体験から説明していきます。

逆襲の障がいシャア ユーイチ


しかも現在進行形のお話で書き進めていきますね

焦った先にある地獄

パワハラなのでうつ病になり休職しても「早く違う会社見つけて働かなきゃ!」と思うのはごく自然なことだと思います。
生活だってありますから、収入が必要です。

私も同じで、休職前から転職活動は行っていましたが、休職中にやっとのことで内定をいただきました。
休みは年間110日とちょっと少ないですが、ほぼ残業なしとの事で内定を受けました。

2ヵ月半の休職で充電したせいもあり、転職最初の半月はとても楽しく仕事が出来ました。

問題は半月後からです。

急激に忙しくなり、毎日残業と休日出勤と「話が違うじゃない!」状態に突入しました。
ペースが崩され、一気に仕事のスピードに思考力がついていけなくなりました。

すると、仕事が遅くなる、段取りできない、周りがいらいらする、焦ってミスが多くなる、「コイツ駄目だ」の冷たい視線にさらされることになります。
休職の充電は一気に無くなり、うつと不安に満たされていきます。

こうなると人の話が頭に入ってこないし理解も出来ません。
判断力が低下し、行動も遅く怖くなり、ハチャメチャなミスが増えます。
自信もなくなりこの世から消えたくなります。

思い返せば、私の休職の充電がとても不足しており、社会適応力が足りていないのが原因と言えます。
言葉を変えれば、「休職した元気貯金を使い果たし、うつの負債超過となってしまった」のです。

休職の充電は嫌になるほどたっぷりとる!

休職を充電と例えました。

うつ病は脳の病気です。
楽しいこと、やる気などが上手く作ることができず、不安やネガティブ要素ばかり脳を占めてしまいます。

休職は嫌な会社や要素から強制的に切り離します。
生活面など不安は付きまといますが、休職して1ヶ月もすれば「ゆっくり休みたい」と私は思えてきました。

ここからです。
飽きるほど休むことが本当に大事です。

中途半端に「元気になったぞ」と言う気持ちはまだまだ不十分なのです。
「休むのが退屈でホント何かしたい!」と思うくらいまで休んで正解です。

休職の充電は、社会の荒波に対抗するためあっという間に消費してしまいます。
結果は先ほど私の体験で書いたとおりです。

一見遠回りのようですが、3ヶ月でも半年でも休んで充電してください。
最終的に長く社会復帰できるのは充電をしっかりした人だと思います。

うつ病は治りにくく再発しやすい病気です

現状の私は休職して気分のよさが戻ってきたのに、うつ病のひどかったあの頃に戻りつつあります。
せっかく転職したのに退職せざるを得ないか・・・と一人悩んでいます。

本当はもう一ヶ月休職して転職しようと考えていたときがあったので、焦ったことに後悔しています。

転職2ヶ月足らずでこの状況です。
またも職歴を汚してしまうのか・・・と辟易しています。

あなたが休職しているならば、焦らないでください。
満足いくまで休んで充電してください。

社会復帰への準備ですから、引け目を感じる必要はありません。
お金よりもあなたの健康が一番です。
それが成功の秘訣ですよ。

逆襲の障がいシャア ユーイチ


ひとりでも多くの方が私のような失敗をしないようにと願うばかりです